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ピアノの鍵盤を理解する:その歴史と、曲およびレッスンについて

piano keys

ピアノは何年も前から存在しており、さまざまな形が生まれました。大きなものもあれば、小さなものもあり、電子的なものもあれば、完全にアコースティックなものもあります。それらはすべてある共通点を持ち、ハンマーや弦といった基本的な内部構造はすべて同じです。

また、ピアノはすべて同じ白鍵と黒鍵のシステムを持っており、それによりさまざまなスタイルの音楽を演奏できるだけでなく、いろんなやり方で自分のアイデアを表現することができます。

この記事では、鍵盤に関する最もベーシックかつ重要な質問についてお答えします。

重要なポイント

  • ピアノの鍵盤は、常に同じパターンで並んでいる黒鍵と白鍵で構成されています
  • 一部のピアノ/キーボードでは、鍵盤の総数が異なります
  • ピアノの鍵盤には重みがあるものとないものがあります
  • 通常、アコースティックピアノには88個の鍵盤がありますが、多くのキーボードではそれよりも少ない鍵盤数となっています
  • 音名の順番と音の高さは、どのタイプのピアノおよびキーボードでも常に同じです

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ピアノの鍵盤の発展について

ピアノの歴史は非常に長く、その間にさまざまな人々が関わってきました。現在、私たちが目にするピアノの鍵盤とその構造は、バルトロメオ・クリストフォリ(Bartolomeo Cristofori)という名の男性によって、1700年頃に発明されました。クリストフォリはイタリアのチェンバロ奏者であり、楽器技術者でもありました。彼はハンマーとダンパーを備えた新しい鍵盤楽器を発明し、これは現在のピアノとよく似ています。

当時、彼はフェルディナンド・デ・メディチ大公のフィレンツェ宮廷に雇われていました。宮廷の楽器登録簿には、「アルピチェンバロ」または「ハープシコードに似た楽器」と呼ばれる楽器が登録されています。この楽器は約10年後に詩人のシピオーネ・マッフェイ(Scipione Maffei)によって「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(弱音と強音を備えたハープシコード)として紹介されています。

クリストフォリによるこの楽器は17世紀に発展し、1800年代中頃までに、フレデリック・ショパンおよびフランツ・リストの音楽に見られる感情表現に対応できる十分な大きさである7オクターブの鍵盤数にまで拡張されました。その後、1880年までにピアノメーカーのスタインウェイが88鍵のピアノを発表し、それ以来、スタインウェイのモデルが標準となっています。

この88鍵のピアノには、7オクターブに加えて、一番下の「C(ド)」 の下に、さらに3つの鍵盤が追加されています。現代のピアノには、52の白鍵と36の黒鍵があり、1オクターブは「7つの白鍵と5つの黒鍵」に相当します。

ピアノの鍵盤はいくつあるでしょうか?

ピアノの白鍵がいくつあるのか、気になったことはありませんか?黒鍵はいくつでしょうか?

ほとんどのアコースティックピアノの鍵盤の総数は同じで、88鍵が一般的です。

まずはじめに、ピアノの各オクターブには12個の音があり、常に同じ順序で並んでいることを覚えておいてください。オクターブが繰り上がると、この12個の音がまた同じ順序で続きます。

標準的なアコースティックピアノの最低音は「A(ラ)」です。そこから7オクターブ上がって84鍵になり、最後にA、Bb、B、C(ラ、シのフラット、シ、ド)の4音を足して、88鍵となります。

ちなみにオルガンのような鍵盤楽器では、これよりも音数が少なかったり、鍵盤が2段重なっていたりすることがよくあり、それぞれ意図された設計がなされています。さまざまなタイプの鍵盤が、さまざまな音楽スタイルに対応しているのです。

一般的に、現代の作曲家はピアノの標準的な88鍵の音域にこだわりますが、一方で例外もあります。世界記録に載っている最長のピアノは、2018年にスチュアート&サンズ(Stuart & Sons)が作ったもので、108鍵(9オクターブ)もあります。また、ベーゼンドルファー(Bösendorfer)は、低音部に9つの鍵盤を追加した97鍵のピアノを製造しています。これらの追加された鍵盤は、この楽器の音にさらに深い調和的な響きを加えるのです。

ピアノの白鍵

通常、ピアノの白鍵は初心者が最初に習うものです。これは、白鍵のほうが簡単だからという理由からではありません。音楽システム上の文字(つまり、音名です)がアルファベット順に白鍵の上に並んでいるという理由からです。

私たちはこの鍵盤を使うことで、どんな曲でも演奏でき、どんな印象的なコードでも作ることができるわけですが、白鍵はそのスタート地点と言えるでしょう。ちなみに、白鍵全体は「Cメジャースケール(ハ長調)」の並びになっています。

また、白鍵だけを使った演奏は簡単だと思われることが非常に多いですが、そうとは言い切れません。実際に白鍵だけの調(キー)で弾いてみると、白鍵と黒鍵の両方がある調のほうが手になじむ場合が多いと、多くのベテランピアニストは言うでしょう。

ピアノの黒鍵

ピアノの黒鍵は、白鍵よりも物理的に盛り上がっているため、弾くのが難しそうだと考えられているようですが、これはよくある誤解です。

なぜかというと、黒鍵があることにより「自分の手がピアノのどこにあるのか」を理解するのに役立つというところがあるからです。また、これは次第に「(自分の手を見ずに)ピアノの鍵盤の並びを感じられるようになる」という点につながっていきます。

ピアノという楽器は手の感覚となじみやすく、弾くのに慣れてくると楽譜を見ながら「自分の手を目にできる」楽器だと言えます。

黒鍵を学習する際に難しいのは、ひとつの黒鍵に対して2つの異なる名前があることを覚えないといけないことでしょう。これは調(キー)によって変わります。例として、Bb(ビー・フラット)という調を考えてみましょう。フラットとは、半音下という意味です。この黒鍵は、3つ並んでいる黒鍵のグループの3番目にあります。

しかし、一方で「Bb(ビー・フラット、またはシのフラット)」という音は、別の調では「A#(エー・シャープ、またはラのシャープ)と呼ばれることがあります。

音名は常に正しいアルファベット順でなければならないので、どの調でも各音の名前はそれぞれひとつのアルファベットを持つ形になります。つまり、アルファベットの順番を正しく保つために、黒鍵の音名が「~・フラット」または「~・シャープ」になるということを覚えておいてください。

ピアノの鍵盤の種類について

ピアノの鍵盤にはさまざまなスタイルがありますが、ここでは「鍵盤の重み」についてお話ししたいと思います。鍵盤に重みがあるピアノもあれば、重みがなく軽いものもあります。鍵盤の重みの有無というのは、演奏に大きな違いを生むのです。

たとえば、ハンマー構造を持つ(= 鍵盤が重い)アコースティックピアノで、オルガンの鍵盤のように指をスライドさせることは物理的に不可能です。鍵盤が軽いということが逆に面白いテクニックや弾き方を可能にする場合もあります。

電子ピアノにするか、キーボードにするかを選ぶ際には、このような違いを理解することが重要です。

  • アコースティックピアノ ー 鍵盤に重みがあることが大きな特徴のひとつになります。従来のアップライトピアノはハンマーアクション方式を採用しており、鍵盤を押し下げるたびに、フェルトに包まれたハンマーが楽器内部の弦を叩くという仕組みになっています。この仕組みが、ピアノの特徴である重みと感触を生み出しています。この感触を「タッチ」といい、タッチの重いピアノより軽いピアノのほうが初心者にとっては弾きやすいと言えるでしょう。アコースティックピアノはすべて、この仕組みによって動きます。
  • デジタルピアノ(電子ピアノ) ー デジタルピアノにはさまざまなモデルがあり、それぞれ鍵盤の重みとアクションが異なります。Skooveによるデジタルピアノのレビューでは、本物のアコースティックピアノ鍵盤のタッチを再現できるように設計されたハンマーアクションシステムを採用しているデジタルピアノもあるということをお伝えしました。このようなデジタルピアノは、たいていアコースティック ピアノよりも安価で、しかも場所を取らないため、魅力的な選択肢となっています。
    その他のデジタルピアノには、「セミウェイト鍵盤」と呼ばれる鍵盤を採用したモデルもあります。 セミウェイト鍵盤の場合、アクションはハンマーではなくスプリング(バネ)によって作られています。このような鍵盤ではタッチが軽く、本物のハンマーアクションの鍵盤と同じタッチは得られません。 しかし、その一方で弾きやすい鍵盤になりますので初心者には良い選択と言えるでしょう。
  • デジタルキーボード ー デジタルキーボードの中には、シンセ鍵盤やウォーターフォール鍵盤とも呼ばれる、タッチが非常に軽い鍵盤を持つものがあります。これらの鍵盤には重みがなく、押すのに最小限の力しか必要としないため、手の小さなお子様にも最適です。また、このような鍵盤はオルガン奏者やシンセサイザー奏者にも好まれています。タッチが軽いからこそできるグリッサンドのような奏法もあるからです。(グリッサンド:鍵盤上で指をすべらせる奏法)

ピアノ鍵盤上の音名の判別法について

「88個もあるピアノ鍵盤のすべての音の名前を覚えている人がいるのだろうか?」と不思議に思ったことはありませんか。ピアノの鍵盤の名前をすべて覚えるには、いくつかのコツがあります。

最初のコツは、ピアノの黒鍵と白鍵のパターンを覚えることです。鍵盤を見ると、「2つの黒鍵」と「3つの黒鍵」というパターンが繰り返されていることに気づくでしょう。このパターンを利用して、ピアノの音階を見つけることも可能です。

黒鍵 白鍵

「C(ド)」の音は、常に「2つの黒鍵」の左側にあります

ピアノ キー

その後アルファベットの順番にしたがって、1音ずつ上に弾いていくと、1オクターブ上の「C(ド)」にたどり着きます。ピアノの白鍵の名前が少しお分かりになってきたでしょうか。

ピアノ 白鍵 数

鍵盤に音名が書かれたラベルを貼るのも有効な手段です。簡単にはがせるテープでやってみましょう。それぞれの鍵盤に小さなテープを貼り、色あせないペンで音名を書いてラベリングします。これは、初心者が効率よく鍵盤の配置を覚えるのに使える簡単なテクニックです。ピアノの鍵盤にラベルを貼ったら、さっそくお好きな曲を演奏してみましょう。

すべての鍵盤を弾けるようになろう

チェンバロという初期の形から複雑なシンセサイザーのような形にいたるまで、ピアノと鍵盤は西洋音楽の歴史において最も重要な発明の1つです。ピアノの鍵盤の音名と並び方を理解することは、あらゆる音楽をマスターするための第一歩であり、あなたの音楽上のアイデアを実現するための重要なステップです。

本物のピアノの鍵盤は88鍵もありますが、これは「5つの黒鍵、7つの白鍵」というパターンが繰り返される形で並んでいます。ここに並んでいる音には、音楽上のすべてのピッチ、そしてひとつのオーケストラが持つ音の幅(音域)が含まれているのです。また、すでにご紹介したとおり、鍵盤楽器にはさまざまなスタイルと構造があり、それぞれタッチが異なり、特徴も千差万別です。

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このブログ投稿の著者について 

アルヴィン・シップ(Alvin Shipp)は、オレゴン州ポートランド出身のマルチインストゥルメントプレイヤー、作曲家、パフォーマー、プロデューサー、教育者であり、現在はドイツのベルリンを拠点としています。アメリカおよびドイツで幅広く活動し、今までに15枚以上のアルバムをリリースしています。その一方で、15年以上にわたって上級レベルの生徒に音楽のレッスンを行っており、現在はフリーランスの作曲家、ミキシング&マスタリングエンジニア、教師として活動しています。

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